こんにちは!毛利です!
今回は「タイで現地の人から怒られた話」というテー
マで話をさせていただきます。
この記事を読んで頂ければ、
・タイと日本の文化の違い
・タイで無用なトラブルを避ける為に注意すべきマナー
を知ることができます。
【レストランで食事中、鼻をかんだ時】
仕事でタイ人エンジニアと客先を回っていた頃、
昼食はやはりタイ飯でした。
当時はまだタイ飯に慣れていなかったため、
辛い料理なんかを食べていると、
どうしても鼻水が詰まってくるんです。
なんでしょう、タイのスパイスの影響でしょうか。
私はたまりかねてブーと鼻をかんでしまったんです。
勘定を終えて車に戻ると一緒に来ていた年配のタイ人
から「恥ずかしいからやめてください。」といった感
じで注意されました。
タイでは鼻をかむという行為が日本以上に「恥ずかし
い」と思う感覚が強いようなので食事中にどうしても
我慢できなくなった時は
席を外した時に見えないところでかむ。
などの配慮が必要になります。
【作業中で寝転がっているタイ人を跨いで通った時】
タイ人エンジニアと客先のキャンティーンで作業をし
ていた時のことです。
キッチンの調理台下に配管があったのでエンジニア
の1人が身体を横にして潜り込んで作業していまし
た。
私は工具を取る為に何気なく彼の足を跨いで通りまし
た。
作業を終えて車に戻った時に年配のエンジニアから
タイでは足で人を跨ぐのは大変マナーの悪い行為なの
でやめてほしい、と指摘していただきました。
タイでは身体の中で頭に近い場所ほど大切な場所であ
り、反対に頭から遠い場所ほど不浄な部位である、
という習慣があります。
これは比較的穏やかに済んだケースですが、
全くの赤の他人からされると
てめぇ、何しやがんだ!
って感じでぶん殴られるレベルの不快な行為なので
絶対に辞めましょう。
【タイのデモ隊と知らずに政治集会の写真を撮って見せた時】
あれは2013年頃の話です。
まだタイに来て1ヶ月くらいでした。
当時のタイはまだ民主政権でしたが同年12月にクーデ
ターが起こって現在まで続く軍事政権が誕生する直前
の不安定な時期でした。
私は休日だったこともあり、バンコク都内にショッピングに出かけていました。
BTSサイアム駅で下車してプルンチット駅までの連絡通路を渡っていた時です。
「赤いシャツ」を着た群衆が伊勢丹前を埋め尽くさんばかりに集まっていました。
「バンコク伊勢丹前広場」
この時、私はこう思いました。
同じ赤い服を着た人たちが集まっている
→なるほど、サッカーのサポーター⚽️か!
(赤い服のサポーターといえば浦和レッズくらいしか知
らなかったのです。)
彼らの演説?(全てタイ語なので詳細不明)を10分くらい聴いた後で
今度会社のタイ人スタッフに何なのか聞いてみよう
と思い、写真だけ撮ってその場を離れました。
後日、写真を会社の現地スタッフに見せると
2〜3秒の沈黙の後、首を振りながら
「…アンダラーイ(อันตราย)」
(危ないから近寄ってはいけない的なニュアンス)
との返答がありました。
後から日本人の先輩社員から教えていただいたのです
が、
これはタイの赤シャツ(スアデンเสื้อแดง)という政治グ
ループの集会でいつ暴動に発展するか分からないから
極力近づかないように注意されました。
もし、巻き込まれて怪我をしても海外保険の適用外で
あることが多い為、絶対に近づかないでください。
【終わりに】
いかがだったでしょうか。
これらは私の失敗談の一部ですが、
無知なまま過ごしていると痛い目をみる
ことがよくよく痛感したことを覚えています。
タイに来た当初は、こうした現地のルールを身をもっ
て知っていく日々でした。
現地の人たちも私が外国人ということもあり、ある程
度は寛容に接してくれていた面はあると思います。
(オーナー社長が連れてきた日本人だからという面が
大きかったとは思いますが。)
会社のタイ人スタッフの皆様は特に身近な存在という
こともあり教育的な意味合いであえて言って頂いたの
だと思います。
(まあ、最低限のことは言っておかないと自分たちへ
の負荷がでかくなるからという面も大きかったとは
思いますが。)
コロナが収束に向かい始めタイへの渡航も少しずつ始
まってきました。
早くタイに行きたい!
私自身渡航できる日を心待ちにしている1人です。
最後の渡航から3年以上経ちます。
だからこそタイでの渡航を最大限有意義なものにする
ためにもう一度タイでのマナーを振り返っています。
タイへの渡航を検討している皆様、
現地のルールを守ることは旅行、ビジネスを成功させ
る第一歩です。
初めてタイに行く方も
再度の渡航を検討している方も
これを機にマナーについて調べてみてはどうでしょうか。
以上になります!
ありがとうございました!