こんにちは!毛利直伸です!
今日は「タイであった怖かったこと」というテーマで話をしていきたいと思います。
この記事を読んでいただければ、
・タイで出歩く際の必要な心構え
・現地の詐欺の事例と対処法
(※あくまで私個人の見解です。)
をご理解いただけるかと思います。
「海外では、自分の身は自分で守るんだよ」
私がタイに移住した時、大学卒業直後で22歳でした。
私がタイに来た初日に迎えに来て頂いた日本人の先輩から言われた言葉があります。
「海外では、自分の身は自分で守るんだよ」
この言葉の意味を私は移住して数日経たない内に知ることになります。
タイに限らないのかもしれませんが、
移住してきたばかりでまだ現地に馴染んでいない人間
というのは詐欺師たちの恰好の標的です。
私自身、移住して1〜2年目はよく怪しい人から声をかけられてきました。
実際にお金を奪われた事例はありませんが怖い思いもしたものです。
今回はそうした詐欺師との遭遇事例の一端を紹介します。
- 事例1: 駅の案内板前で。
・BTS(バンコクの高架モノレール)の駅の案内板を見ていたら知らない外国人から日本語で
「日本のお札を見せて欲しい」
と声をかけられました。
私は当然、現地通貨のバーツしかなかったため、
「持ってません。」
といい続けていたら諦めていなくなりました。
対処法
→駅の案内板を見るといった
「あからさまに現地を知らない
=旅行者であると分かる態度」
を取らないでください。
- 事例2: 夕方のショッピングモールで。
・夕方、自宅の近所のショッピングモールで会社の日本人同期と食事していたら、ぱっと見日本人に見える若い男から「日本人ですか?」と日本語で声をかけてきた。
・自宅付近の路上で日本人の友人と一緒に人を待っていると現地人の老婆が近寄ってきて現地語で
お金を恵んでくださいと声をかけてきた。
どうしよう、と思い、コンドミニアムの守衛が手と首を横に振りながら
「相手にするな」
と伝えてきたので友人と会話を続けました。
会話を終えて、ふと振り返るともうその老婆は姿を消していました。
対処法
→浮浪者が寄ってきたら相手をせず立ち去るのを待ちましょう。
- 事例3:祝日昼間、コンドミニアム近くの行きつけの露店で。
「日本人?私日本大好き。日本へ行ったことある。」
と現地人が片言の日本語で話しかけてきました。
しかし、上記のような事例を既に経験していたため、しばらく無視してました。
食事を終えて振り返るとその現地人は忽然と姿をけしました。
対処法
→「日本人ですか。日本が好き、日本へ行ったことある。」
詐欺師の常套句なのでこの発言が出たら
無視して立ち去るのを待ちましょう。
これらの事例を振り返ると枚挙にいとまがないため今回はこのくらいにします。
共通点として
・現地に来て日の浅い日本人1人又は複数人で集まっていると狙われやすい。
・詐欺がうまく行かないと判断するとすぐにいなくなる。
という傾向はあるといえるかもしれません。
皆様もタイにご旅行の際は
日本語で話しかけてくる身元のよく分からない人間を信用しない。心を開かない。
ということを肝に命じて最低限の警戒心を持った上でお楽しみいただければと思います。